PR

【投資初心者向け】暴落しても焦らないで!積立投資で“損益回復が株価より早い”ってホント?

お金に関する知識
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

「うわっ、株価がめっちゃ下がってる…証券口座の画面、見るの怖いなぁ…」

「コツコツ続けてきた積み立て、もうやめた方がいいのかな…?」

投資を始めたばかりの頃や、市場が大きく変動している時って、こんな風に不安になりますよね。特に、大切なお金のことだから、心配になるのは当然です。初心者にも理解してほしいのですが、実はこういう株価が下がっている時こそ、積立投資の力が最も発揮されるチャンスなんです!

「え、どういうこと?」って思いますよね。

この記事では、過去の大きな金融危機(世界恐慌やリーマンショックなど)を例にとりながら、積立投資をコツコツ続けた人が、どれだけ早く投資のマイナスを取り戻してきたかを、グラフや図解を使いながら、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば、「なるほど、だから積立投資は続けた方がいいんだ!」と納得できるはず。インデックス投資などの長期投資を始めるきっかけにもなるかもしれません。

ぜひ最後まで読んで、「下落はピンチじゃなくて、チャンスなんだ!」という考え方を身につけて、これからの資産形成に役立ててくださいね。

結論:積立投資、やめないで!焦らない心が最大の防御策

まず、一番伝えたい結論から。

株価が下がっても、積立投資はやめないでください!

なぜなら、積立投資を続けていれば、株価自体が元の価格に戻るよりも早く、あなたの投資の損益(プラスマイナス)が回復する可能性が高いからです。これは、過去の世界恐慌や日本のバブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマンショックといった歴史的な大暴落でも証明されてきた事実なんです。

長期的な視点で見れば、「続けること」それ自体が、リスクに対する一番の備えになります。焦って売ってしまったり、投資をやめてしまったりするのが、実は一番もったいないことなんですよ。

なぜ暴落時に積立投資は強いの? その秘密は「ドルコスト平均法」

「でも、なんで株価が下がってるのに、積み立てを続けると早く回復するの?」

その理由は、積立投資の基本的な仕組みである「ドルコスト平均法」にあります。ちょっと難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、仕組みはシンプルです。

ドルコスト平均法とは、「毎月1万円」というように、常に一定の金額を定期的に買い続ける投資方法のことです。

この方法だと、株価(投資信託の場合は「基準価額」といいます)が高い時には少しだけ買い、安い時にはたくさん買うことになりますよね?

1. 暴落で安く買える=平均取得単価がグッと下がる!

これが最大のポイントです。株価が大きく下がった時、あなたはいつもと同じ投資金額で、より多くの株数(口数)を買うことができます

例えば…

  • 株価1000円の時:1万円で10口買える
  • 株価500円の時:1万円で20口買える!

安くたくさん買えた分、あなたが持っている株(投資信託)1口あたりの平均購入価格(これを平均取得単価といいます)が、自然と下がっていくのです。

2. 回復局面でリターンが大きくなる!

平均取得単価が下がっているということは、株価が少し戻っただけでも、利益が出やすくなるということです。暴落時に安くたくさん仕込んでおいた分が、株価回復局面で大きな力になってくれるんですね。

これは、商売の基本「安く仕入れて高く売る」を、感情に左右されずに自動的に実践してくれるのが、積立投資(ドルコスト平均法)の賢いところなんです。

3. 株価が元に戻る前に、損益がプラスになる!?

これが初心者の方には少しイメージしにくいかもしれませんが、非常に重要なポイントです。

平均取得単価が下がっているので、株価が下落前の最高値まで完全に戻らなくても、あなたの投資の損益はプラスに転じることがあるんです。

  • 「ドルコスト平均法のメリットを活かせる!おすすめ積立投資サービスはこちら」
  • 「少額から始められる!初心者向けネット証券口座開設キャンペーン」

図解:「損益が株価より早く戻る」ってこういうこと!

言葉だけだと分かりにくいので、簡単な例で見てみましょう。

【「損益が株価より早く戻る」仕組みのイメージ図】

時点投資額株価(基準価額)購入口数累計投資額累計口数平均取得単価時価評価額損益
積立開始1000円100円10口1000円10口100円1000円0円
株価下落1000円70円14.3口 (※1)2000円24.3口82.3円 (※2)1701円 (※3)-299円
少し回復85円2000円24.3口82.3円2066円 (※4)+66円
元に戻る100円2000円24.3口82.3円2430円 (※5)+430円

(※1) 1000円 ÷ 70円 ≒ 14.3口。安くなった分、多く買えています。

(※2) 2000円 ÷ 24.3口 ≒ 82.3円。平均購入単価が下がりました!

(※3) 70円 × 24.3口 ≒ 1701円。

(※4) 85円 × 24.3口 ≒ 2066円。株価はまだ100円に戻っていませんが、平均取得単価82.3円を超えたので、損益はプラスに転じました!

(※5) 100円 × 24.3口 = 2430円。

このように、下落局面でも買い続けることで平均取得単価が下がり、株価が下落前の水準に戻る前に損益が回復する、これが「損益回復が株価に先行する」カラクリであり、ドルコスト平均法のパワーなのです。初心者にも理解してほしい、積立投資の大きなメリットです。

実例で見る!過去の危機でも積立投資は強かった!

「理屈は分かったけど、本当にそんなうまくいくの?」と思いますよね。では、過去の歴史的な金融危機で、実際にどうだったのかを見てみましょう。

金融危機株価指数が最高値に戻るまでの期間積立投資の損益が回復するまでの期間回復期間の差(積立の方が早い)
世界恐慌(1929年~)約24年10ヵ月約13年3ヵ月約11年7ヵ月 早い
日本バブル崩壊(1989年~)約34年2ヵ月約23年9ヵ月約10年5ヵ月 早い
ITバブル崩壊(2000年~)約5年4ヵ月約4年3ヵ月約1年1ヵ月 早い
リーマンショック(2008年~)約3年半約1年半約2年 早い

※上記期間はおおよその目安です。対象指数や積立条件により異なります。

この表を見ると、どの金融危機においても、株価そのものが元の水準に戻るよりも、積立投資を続けていた人の方が早く損益を回復させていることが分かります。特に下落期間が長かった世界恐慌や日本のバブル崩壊では、その差はなんと10年以上にもなっています。

これは、下落局面で安くたくさん買い増しできた効果がいかに大きいかを物語っています。

これから投資を始めるなら「インデックス投資」の積立がおすすめ!

「積立投資がいいのは分かったけど、具体的に何に投資すればいいの?」

これから投資を始める方、特に初心者の方には、「インデックス投資」の積立をおすすめします。

インデックス投資とは、日経平均株価や米国のS&P500といった「株価指数(インデックス)」と同じような値動きを目指す投資信託(インデックスファンド)に投資する方法です。

インデックス投資のメリット:

  • 分かりやすい: 市場全体の平均的な動きを目指すので、個別企業の業績などを細かく分析する必要がありません。
  • 低コスト: 手数料(信託報酬)が安い商品が多いです。
  • 分散効果: 1つのファンドで多くの企業に分散投資できるため、リスクを抑えられます。

このインデックスファンドを、先ほど説明した「ドルコスト平均法」で毎月コツコツ積み立てていくのが、王道かつ効果的な資産形成の方法の一つです。今回の記事で解説した「下落時に強く、回復が早い」というメリットも、インデックス投資の積立で十分に活かすことができます。この記事が、インデックス投資を始めるきっかけになれば嬉しいです。

  • 「NISA・iDeCoで始める!おすすめインデックスファンド徹底比較」
  • 「インデックス投資の始め方ガイド – 証券口座選びから銘柄選定まで」
  • 「つみたてNISA対応!低コストな全世界株式インデックスファンド特集」

まとめ:どんな時も、淡々と続けること。それが未来の資産を作る。

株価が大きく下がると、誰でも不安になりますし、気持ちも落ち込みます。でも、そこで投資をやめてしまうのは、せっかくの「安く買うチャンス」を逃してしまうことになります。

過去、様々な金融ショックや経済危機がありましたが、歴史を振り返れば、市場は時間の長さは違えど、必ず回復し、成長を続けてきました。資本主義経済は、企業が成長し、株主が豊かになることで発展していく仕組みだからです。

だからこそ、一時的な市場の下落に心を揺さぶられず、決めたルールに従って淡々と積立投資を続けることが、将来の資産を築く上でとても大切なのです。

今回の記事を通して、初心者の方にも「下落はむしろ仕込み時!」という、積立投資の心強い側面を理解してほしいと願っています。焦らず、どっしりと構えて、長期的な視点で資産形成を続けていきましょう!

投資の勉強に役立つ!信頼できる情報源(外部リンク)

投資の判断は自己責任ですが、正しい知識を身につけることはとても重要です。以下のサイトは、初心者の方が投資を学ぶ上で参考になる、信頼性の高い情報源です。

  1. 金融庁:NISA特設ウェブサイト https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/index.html 国の制度であるNISAについて、分かりやすく解説されています。投資の基本も学べます。
  2. 投資信託協会:投資信託初心者の方へ https://www.toushin.or.jp/beginner/ 投資信託の仕組みや種類、選び方などを基礎から学べます。
  3. 日本証券業協会:投資の時間 https://www.jsda.or.jp/jikan/ 株式投資や債券、NISAなど、幅広い投資の知識を分かりやすく解説しています。
  4. 東京証券取引所:東証マネ部! https://money-bu-jpx.com/ 投資初心者向けの記事やコラムが豊富。資産形成のヒントが見つかります。
  5. 楽天証券 トウシル https://media.rakuten-sec.net/
  6. SBI証券 投資初心者ガイド https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETmgR001Control&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&burl=search_home&cat1=home&cat2=learn&dir=learn%2F&file=home_beginner.html&getFlg=on

これらの情報も参考にしながら、ご自身のペースで投資の知識を深めていってくださいね。


タイトルとURLをコピーしました