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【生活防衛】2025年夏の激動相場を乗り切る5つの行動──私たちが本当にやるべきこと

お金に関する知識
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I. ニュースの洪水に溺れそうになった、私の話

皆さん、こんにちは。hidekunです。Webライターとして、毎日たくさんの情報に触れています。特にこの2025年夏は、本当にすごいことになっていますね。参院選の結果は与党が議席を減らし、ワシントンからはトランプ大統領の関税発言が飛び交い、FRB議長の解任騒動まで飛び出して……。

まるで、嵐の海に一人で漕ぎ出すような気分です。どこに向かえばいいのか、どの波に乗ればいいのか、わからなくなってしまいますよね。

正直に言いますと、私も数年前まではそうでした。

難病を患い、生活保護を受けながら暮らしていた頃は、将来のお金に対する不安が常に心のどこかにありました。ニュースで「株価が暴落!」なんて見出しを目にするたび、わずかな貯金すら溶けてしまうんじゃないかと、恐ろしくて夜も眠れませんでした。

でも、そんな私だからこそ、わかったことがあります。

大切なのは、ニュースの波に反射的に乗ることじゃない。

嵐の海でも沈まない「自分だけの船」の作り方を知ることなんです。

このブログでは、この激動のマーケット情報を4つの主要なテーマに分けて、一つずつ丁寧に紐解いていきます。そして最後に、私が実践している、ニュースに振り回されずに資産を守り、育てるための5つの具体的な行動をお伝えします。

特別な知識は一切不要です。

一緒に、この嵐を乗り切る「羅針盤」を手にしましょう。

「将来の不安を少しでも和らげるために、まずは少額から始められるNISA口座を作ってみませんか?私も、最初の一歩を踏み出すのが怖かったけど、この口座開設からすべてが始まりました。」👇

II. 参院選後の政策シナリオ──私たちの暮らしはどうなる?

7月21日の参院選、皆さんもニュースで見ましたよね。与党が議席を減らし、いわゆる「ねじれ国会」に近い状況になりました。

「国会が揉めると、景気も悪くなるんじゃないの?」

そう思った方も多いのではないでしょうか。実は、私たちが注目すべきは、景気全体を左右するような大きな法案がどうなるかです。

1. 注目政策:新NISAの「次のステージ」

自民党内では、新NISAをさらに拡充しようという動きが出ています。

  • 年間上限を360万円から500万円へ引き上げる案
  • 65歳以上限定で「プラチナNISA」を作る案
  • 子ども向けの「こども支援NISA」を作る案

これらは、私たちにとって大きなチャンスです。

上限額が引き上げられれば、それだけ非課税で投資できる枠が増えます。私も「これはチャンスだ」と感じ、今から「もし上限が500万円になったら、この枠をどう使うか」という計画を立てています。

具体的な計画を立てておけば、いざという時も慌てずに動けます。

2. 注目政策:増える防衛費と、グリーン成長投資

国会が揉めても、おそらく止まらないのがこの二つです。

  • 防衛費の増額:国際情勢が不安定な今、これは国の最優先事項の一つです。
  • グリーン成長投資:脱炭素社会の実現に向けて、国が主導して企業を支援する動きです。

どちらも、関連する企業の株価には良い影響を与える可能性があります。

ただし、増額の財源をどうするのかという議論(増税など)も出てくるでしょう。これは、私たち個人の家計にも関わる問題なので、今後の動向を注意深く見ていく必要があります。


III. トランプ関税再始動──「円安」の裏側で何が起きているか?

「またトランプさんか……」

ニュースを見て、そう思った人もいるかもしれません。

8月1日には、日本を含む国々への関税発動が予定されていました。当初は25%という高い税率が囁かれ、「また円高になってしまうのでは?」と心配しました。

幸い、直前で「日本は15%に減免する」という話も出ましたが、まだ正式な文書はありません。

この一連の動きで、私が感じたのは**「結局、何が起きるか分からない」**という不確実性でした。

  • 自動車や部品を作っている会社は、輸出で関税を払うことになり、利益が減ってしまいます。
  • 為替は、円高になったり円安になったりと、振り回されっぱなしです。

まさに、「今日の風はどっちに吹くか、わからない」状態です。

こんな状況だからこそ、私たちは**「最悪の事態」に備えておく**ことが大切です。


IV. FRB議長解任騒動──アメリカの「お金の番人」は誰になる?

アメリカの中央銀行(FRB)の議長であるパウエルさんが、「トランプ大統領に解任されるかも?」という騒動がありました。

「アメリカのニュースなんて、自分には関係ないんじゃない?」

そう思われるかもしれませんが、実は私たちの生活に直結しています。

パウエル議長は、アメリカの金利を決める「お金の番人」です。彼の判断一つで、世界の株価や為替が大きく動きます。もし彼が解任されれば、世界中の投資家が不安になり、相場は大混乱に陥る可能性があります。

  • 解任されない場合:金利が下がる期待から、株価が一時的に上がるかもしれません。
  • 解任される場合:不安からアメリカの株価は大きく下がり、円高になる可能性も否定できません。

私は、このニュースを「ただの騒動」として見過ごさず、「もし解任されたらどうなるか」という最悪のシナリオを頭の中でシミュレーションしています。

事前に心の準備をしておくことで、実際に何か起きた時もパニックにならずに対応できるからです。


V. 日本企業の配当総額、5年連続で過去最高──チャンス到来か?

暗いニュースばかりではありません。嬉しいニュースもありました。

日本の主要な上場企業の配当総額が、なんと5年連続で過去最高を更新する見込みだそうです。

これは、インフレが続く中で、私たち個人のお金を増やす大きなチャンスです。

私が毎日の献立を考えていた調理師時代、少しでも食費を浮かせようと必死でした。そんな生活から一転、今は配当金が毎月少しずつ入ってくることで、気持ちにゆとりが生まれました。

配当金は、いわば「働かなくても入ってくるお金」。これを積み重ねていけば、将来的には生活費をまかなえるようになるかもしれません。

特に注目すべきは「DOE(株主資本配当率)」という考え方です。

これは、会社の利益が一時的に減っても、配当金を安定して出し続けようとする企業の姿勢を示しています。

私が「この会社なら安心だ」と判断する時の、大切な物差しの一つです。


「『DOEで企業を探すのは難しそう…』そう思った方も大丈夫です。専門家があなたの代わりに、最適なポートフォリオを組んでくれるアドバイザーなら、専門知識がなくても資産運用を始められますよ。」👉

VI. 結局、私たちがやるべき5つの行動

さて、長くなりましたが、ここまでの4つのテーマを踏まえて、私が実践している「絶対にブレない5つの行動」をお伝えします。

1. コア・サテライト戦略で「守り」と「攻め」を分ける

大切な資産を、絶対に守るべき**「コア」と、少しリスクを取って増やす「サテライト」**に分けましょう。

  • コア(資産の7〜8割):全世界株やS&P500といった、長期でコツコツ積み立てる「ほったらかし投資」
  • サテライト(資産の2〜3割):参院選や関税で話題のテーマ株、高配当株など、機動的に売買する投資

新NISAの枠は、絶対に崩さない「コア」の資産を置く場所。余った資金で「サテライト」を動かすのが、私にとって一番安心できるやり方です。

2. 為替と金利のリスクを分散する

為替や金利は、私たちの力ではどうにもなりません。だからこそ、「為替ヘッジ付きの投資信託」などを使って、リスクを分散しておくことが大切です。

「FRB議長解任」というニュース一つで円高になるなら、逆に円安に強い資産も持っておく。そうやって、リスクを打ち消し合うようにポートフォリオを組むのが賢いやり方です。

3. 「高配当株」と「成長株」のバランスを見直す

配当金は、老後の生活を支える大切な柱になります。

一方で、若い企業は、今は配当が少なくても将来大きく成長してくれる可能性があります。

あなたの年齢やライフステージに合わせて、この二つのバランスを見直しましょう。

私の場合は、「生活費の足しになる高配当株」と「将来の楽しみになる成長株」を同じくらいの割合で持っています。

4. 「半年分の生活費」は必ず確保する

どんなに素晴らしい投資手法があっても、いざという時の「現金」がなければ意味がありません。

急な病気や失業、家電の故障など、人生には何が起こるか分かりません。だからこそ、最低でも「半年分の生活費」は、いつでも引き出せるように普通預金に置いておきましょう。

この「心のゆとり」があるだけで、相場が暴落した時も焦らずにいられます。

5. ニュースは「シナリオ別チェックリスト」で整理する

最後に、私が最も大切にしていることです。

毎日のニュースは、パソコンのフォルダに「関税」「参院選」などのテーマ別に分けて保存しています。

そして、それらの情報を元に「もし関税が25%になったら、この株は売る」「もしNISAの上限が500万円になったら、この投資信託を買い増す」といった、自分だけのチェックリストを作っています。

このチェックリストがあるおかげで、どんなニュースが飛び込んできても、「ああ、やることはもう決まっているんだな」と冷静でいられます。


VII. まとめ:焦らず、あなたのペースで

今回の記事で一番伝えたかったのは、**「ニュースに振り回されなくていいんだよ」**ということです。

情報過多の現代で、すべてのニュースを完璧に把握するのは不可能です。そして、私たち個人投資家が、政治家や経済の専門家と同じように動く必要もありません。

大切なのは、自分だけの「船」を作り、嵐の海でも沈まないように、事前に準備しておくこと。

焦らず、自分のペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。

あなたの将来が、少しでも明るくなることを願っています。


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