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雪の思い出:楽しい時間と辛かった実体験

人生の体験談
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冬になると、ふと雪にまつわる思い出がよみがえります。子どもの頃は、雪が降るだけでワクワクし、大人になった今では雪が降ると少し憂鬱になることもあります。そんな雪に関する楽しい思い出と辛かった実体験を振り返ってみたいと思います。

楽しい思い出:子どもの頃の雪遊び

私が小さい頃、冬に雪が積もると友達と外に飛び出し、思う存分遊んでいました。特に楽しかったのは、雪合戦とかまくら作りです。近所の子どもたちとチームを組み、雪玉を作って投げ合う雪合戦は、寒さを忘れるほど夢中になったものです。雪玉をぶつけるたびに大笑いしながら駆け回り、気づけば手袋がびしょびしょになっていました。

また、かまくら作りも冬の定番でした。数人で協力して雪を集め、大きな山を作り、それをくり抜いて中に入ると、小さな秘密基地のような感覚になり、とてもワクワクしました。完成したかまくらの中で、ホットココアを飲んだり、おやつを食べたりしたのも楽しい思い出です。

さらに、雪だるま作りも外せません。大きな雪玉を転がして体と頭を作り、家の中から取ってきた帽子やマフラーを巻いて完成させるのが恒例でした。中には、大きすぎて持ち上げられず途中で断念することもありましたが、それもまた良い思い出です。

辛かった実体験:大人になってからの雪の苦労

子どもの頃は楽しかった雪ですが、大人になると雪の大変さが身にしみます。一番辛かったのは、大雪の日に仕事に行くための通勤です。ある年、前の晩から大雪が降り続き、翌朝には膝まで埋まるほどの積雪がありました。交通機関も乱れ、バスは大幅遅延、電車は満員でなかなか乗れず、結局会社に着くまでに普段の倍以上の時間がかかりました。靴の中まで雪が入り込み、靴下までびしょびしょになってしまったのは本当に辛かったです。

また、雪かきも大変な作業の一つです。住んでいたアパートの前の道が凍結してしまい、朝早くから雪かきをしなければならなかったことがあります。雪かきをしても次から次へと降り積もり、終わりが見えない作業に心が折れそうになりました。しかも、雪かきの途中で滑って転んでしまい、しばらく腰の痛みが続いたこともありました。

さらに、ある時は大雪の日に買い物に行こうとしたものの、道が凍結していて転びそうになりながら必死に歩いたことがあります。結局、目的地に着く前に引き返すことになり、無駄に体力を消耗しただけでした。

雪と上手に付き合うために

楽しい思い出もあれば、辛い経験もある雪ですが、上手に付き合う方法を学んできました。例えば、冬の靴は防水性の高いものを選び、滑り止め付きの靴底を使うことで、雪道でも歩きやすくなります。また、雪かきをする際は無理をせず、こまめに休憩を取ることも大切です。

最近では、雪の日は無理に外に出ず、家の中でゆっくり過ごすことを心がけるようになりました。ホットドリンクを飲みながら窓の外の雪景色を眺めるのも、なかなか風情があって良いものです。

こうして振り返ると、雪には楽しい面と大変な面の両方がありますが、どちらも冬ならではの貴重な体験です。今年の冬も、上手に雪と付き合いながら、できるだけ快適に過ごしたいと思います。

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