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クレカ積立月10万円時代の最強2枚を徹底比較

お金に関する知識
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2024年3月の金融商品取引業等に関する内閣府令の改正により、クレジットカードによる投資信託の積立上限額が、月5万円から月10万円へと引き上げられました。新NISAのつみたて投資枠が年間120万円(月10万円)であることに合わせた制度変更です。これにより、毎月のつみたて投資枠をまるごとクレカ積立でカバーできるようになり、ポイント還元の恩恵を最大限に受けられる時代が到来しました。

とはいえ、どのカードを選べばよいのか迷う方も多いはずです。特に人気の高い「三井住友カード」と「楽天カード」は、それぞれ還元率や使い勝手、対応する証券会社が異なります。本記事では、月10万円のクレカ積立を最大限活用するために、この2枚を徹底比較します。実際の還元シミュレーションや筆者の体験談も交えながら、あなたに最適な1枚を見つけるお手伝いをします。

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クレカ積立月10万円時代とは?制度変更の背景を理解する

月5万円から月10万円への引き上げ

これまでクレカ積立の上限は月5万円でした。新NISAのつみたて投資枠が年間120万円(月10万円)に拡大されたことで、「上限が合っていない」という声が多く上がっていました。そこで金融庁は内閣府令を改正し、2024年3月8日から月10万円への引き上げを認めたのです。金融庁の公式サイトでも関連情報が公開されています。

新NISAとの相性が抜群になった

新NISAのつみたて投資枠は年間120万円。月にならすと10万円です。この枠をクレカ積立だけで埋められるようになり、現金を一度も動かさずにNISA投資が完結する時代になりました。家計管理がシンプルになり、銀行残高を気にせず投資できるのは大きなメリットです。

ポイント還元の威力が2倍に

還元率1%のカードであれば、月5万円なら年間6,000円分のポイントでしたが、月10万円なら年間12,000円分。20年積み立てれば単純計算で24万円分のポイントが手元に残ります。これは投資元本に対する「実質的な上乗せリターン」とも言える金額です。

三井住友カードのクレカ積立を徹底解説

SBI証券との組み合わせがベース

三井住友カードでクレカ積立をする場合、証券口座は「SBI証券」を使います。SBI証券は口座開設数が1,200万を超える国内最大手のネット証券で、取扱商品の豊富さも魅力です。新NISAのつみたて投資枠対象ファンドもほぼ網羅されており、商品選びで困ることはほぼありません。

カードのランク別還元率

三井住友カードのクレカ積立の還元率は、カードのランクによって異なります。一般カード(三井住友カード(NL)など)は0.5%、ゴールド(三井住友カード ゴールド(NL))は1.0%、プラチナプリファードは最大3.0%(条件あり)となっています。月10万円積み立てる場合、ゴールドなら月1,000円、年間で12,000円相当のVポイントが貯まります。プラチナプリファードなら年間最大36,000円分という大きな差が出ます。

年会費との損益分岐点

ゴールド(NL)は通常年会費5,500円ですが、年間100万円のカード利用で翌年以降は永年無料になります。「100万円修行」と呼ばれる仕組みです。プラチナプリファードは年会費33,000円と高額ですが、月10万円積立で年間36,000円分のポイントが得られるため、積立だけでも年会費を回収できます。筆者はゴールドNLを使っており、コンビニやスーパーでも還元率が高く、日常使いと積立の両方で恩恵を受けています。

楽天カードのクレカ積立を徹底解説

楽天証券との組み合わせ

楽天カードを使う場合、証券口座は「楽天証券」になります。楽天証券もSBI証券と並ぶ国内最大級のネット証券で、操作画面がシンプルで初心者にもわかりやすいと評判です。楽天銀行と連携すれば「マネーブリッジ」によって普通預金金利が優遇されるなど、楽天経済圏のメリットも享受できます。

カードのランク別還元率

楽天カードのクレカ積立の還元率は、一般カードで0.5%(または1.0%、銘柄により異なる)、楽天ゴールドカードで0.75%、楽天プレミアムカードで1.0%です。2024年以降、対象銘柄によって還元率が異なる仕組みになっており、信託報酬の高い銘柄では1.0%、低い銘柄では0.5%という設計です。月10万円を一般カードで積み立てれば、年間6,000〜12,000ポイントが楽天ポイントとして付与されます。

楽天ポイントの使い道の広さ

楽天ポイントは楽天市場や楽天ペイ、楽天モバイル、街のコンビニや飲食店など、使える場所が非常に広いのが特徴です。さらに楽天証券で投資信託の購入にもポイントを充当できるため、貯めたポイントでさらに投資を増やす「ポイント再投資」も可能です。筆者の知人は、月10万円積立で貯まった楽天ポイントを使って、別の投資信託をスポット購入しています。

月10万円積立時のポイント還元シミュレーション

年間獲得ポイントを比較

具体的に月10万円を1年間積み立てた場合、どれだけポイントが貯まるのか計算してみましょう。三井住友カードゴールド(NL)なら還元率1.0%で年間12,000ポイント、プラチナプリファードなら還元率3.0%で年間36,000ポイント。楽天カード一般(還元率1.0%対象銘柄)なら年間12,000ポイント、楽天プレミアムカードなら年間12,000ポイントです。年会費を差し引いた実質還元では、ゴールドNL(100万円修行で年会費無料化済)が非常にお得です。

20年間積み立てた場合の差

20年間という長期で見ると、その差はさらに大きくなります。ゴールドNLで年間12,000円なら20年で24万円、プラチナプリファードで年間36,000円なら20年で72万円。これは複利の影響を考慮しない単純計算ですが、貯まったポイントを再投資すれば実質的なリターンはさらに上がります。

注意すべき「ポイントは雑所得」の論点

クレジットカードの通常利用で得たポイントは、原則として課税対象外です。しかし、ポイント獲得目的の特殊な取引や事業性のあるものは課税される可能性があります。詳しくは国税庁の公式サイトで最新情報を確認しましょう。通常のクレカ積立で得るポイントは、現状ほとんどの方が課税を気にする必要はありませんが、念のため知っておくと安心です。

どちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ診断

三井住友カードがおすすめな人

普段からセブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどを利用する方は、三井住友カード(NL)系がおすすめです。これらの対象店舗でスマホのタッチ決済を使うと最大7%還元という強力なメリットがあります。また、SBI証券の商品ラインナップを使いたい方、Vポイントを貯めて投資に再投資したい方にも向いています。プラチナプリファードは高還元ですが、年会費を上回るカード利用が見込める方向けです。

楽天カードがおすすめな人

楽天市場で日常的に買い物をする方、楽天モバイル・楽天銀行・楽天ペイなど楽天経済圏を活用している方は、楽天カードが圧倒的に有利です。SPU(スーパーポイントアッププログラム)と組み合わせれば、楽天市場での還元率が大幅にアップします。また、画面操作のシンプルさを重視する投資初心者にも楽天証券は人気です。

2枚持ちという選択肢

実は、両方持つという選択肢もあります。新NISAのつみたて投資枠は1つの証券口座でしか使えませんが、特定口座での積立や、家族名義の口座を活用すれば両方の恩恵を受けることも可能です。筆者は本人名義で三井住友+SBI証券、配偶者名義で楽天カード+楽天証券という形で運用しており、家計全体でのポイント獲得を最大化しています。

クレカ積立を始める前に知っておきたい注意点

毎月の積立タイミングと締日

クレカ積立は、証券会社ごとに買付タイミングが決まっています。SBI証券は毎月1日、楽天証券は毎月1日または8日です。カードの締め日や引き落とし日も確認しておかないと、思わぬタイミングで残高不足になることがあります。引き落とし口座の残高は常に余裕を持たせておきましょう。

NISA口座は1人1口座のルール

NISA口座は1人1口座しか開設できません。SBI証券と楽天証券の両方でNISA口座を持つことはできず、年単位で金融機関を変更する必要があります。クレカ積立を始める前に、どちらの証券会社をメインにするかをしっかり考えましょう。NISA制度の詳細は金融庁のNISA特設ページが参考になります。

投資である以上元本割れリスクがある

当然ですが、投資信託は元本保証ではありません。短期的には価格が下落することもあります。ポイント還元はあくまでオマケであり、長期・分散・積立の基本を忘れずに、無理のない金額で続けることが大切です。生活防衛資金(生活費の6ヶ月分程度)を確保した上で、余剰資金で投資を行いましょう。家計の見直しについては厚生労働省のライフプラン関連情報も参考になります。

まとめ

クレカ積立の上限が月10万円に引き上げられたことで、新NISAのつみたて投資枠をまるごとカバーできる時代になりました。三井住友カードと楽天カードは、それぞれ異なる強みを持つ最強候補です。三井住友カードは対象店舗での高還元とSBI証券の豊富な商品が魅力、楽天カードは楽天経済圏との相性と使いやすさが武器です。年会費と還元率のバランス、普段の生活スタイル、よく利用するサービスを照らし合わせて選ぶのがおすすめです。月10万円×20年で得られるポイントは数十万円規模に達します。今日から行動するかどうかで、将来の資産形成に大きな差が生まれます。まずは自分のライフスタイルに合った1枚を選び、コツコツと積み立てを始めてみましょう。未来の自分への最高のプレゼントになるはずです。

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